3つの産婦人科の看護師としてのやり甲斐とは?

産婦人科看護師として働くことについて、そのメリットであり、やり甲斐だと言えることは,3つあります。

まず1つめは、命の誕生という幸せが満ち溢れる瞬間に立ち会えるということです。これは産婦人科ならではのメリットだといえるでしょう。妊娠が判明してから、出産のその時までサポートを行い、患者に「おめでとございます」とお祝いの言葉を伝えられるのは、大きなやり甲斐になります。

2つめは、患者に寄り添った看護ができるということです。妊娠が分かってから、だんだんと健診の度に胎児がお腹の中で育っていく喜びを患者と共に分かち合えることは、大きなやり甲斐となります。また、出産時には、もしもの時に備えてさまざまな準備をしながら、緊張の時間を経て無事誕生するのを見届けられた時にも、やり甲斐を強く感じるでしょう。

しかし、産婦人科ではそのような嬉しい場面ではなく、流産や中絶だけではなく、出産時に患者が命を落としてしまうなどといった、悲しい場面に立ち会わなければならないこともあります。そのような時に患者に寄り添った対応ができるのも、それまでサポートを行ってきた看護師だからこそであり、やり甲斐を感じる時だと言えるでしょう。

3つめのやり甲斐は、女性として患者に寄り添えるということです。産婦人科で働いているのは女性の看護師が多く、患者として訪れる女性に対して共感を持って接しやすいというメリットがあります。そのため、より患者の喜びや悲しみを身近に感じ気持ちに寄り添ったサポートが行えるため、信頼を得やすいという点もやり甲斐に繋がります。

◆関連サイト>>>命の最前線 – 産婦人科看護師